こんにちは、ワラベシンです。
この記事にたどり着いたあなたは、おそらく現在住んでいる物件の家賃が高く、もう少し安くならないかと思っているのではないでしょうか。

今の家賃が高すぎる!

ちょっと狭いけど家賃の安い家に住むべき?
こんな悩みに答えます。
家賃交渉しましょう!
家賃が月1,000円減ると、年間12,000円支払いが減ります。
つまり手取り収入が年間12,000円増えたのと同じです。
これ家賃が月10,000円減ると?
なんと年間120,000円の削減⇒手取り120,000円増と同じです!
サラリーマンは安定的に収入は上がる傾向ですが、急に収入は増えません。
そこで3大固定費の一つである家賃を削減することができれば、精神的にもよいです。
※3大固定費=ここでは家賃・税金・車関係と定義
車関係は過去記事も参考になるのであわせてどうぞ
今回家賃交渉を行う上で下記の書籍を拝読しました。
実際に家賃交渉を行った経過を含めて解説していきます。
ちなみに私の交渉結果の結論を述べると
私は家賃交渉が決裂し、そのままの家賃で以前と変わらない賃貸に住んでいます。
後半ではなぜ交渉が決裂したのかの考察を交えて解説していきます!
本記事は以下の方にオススメです。
・家賃交渉したいけどやり方がわからない方
・固定費削減したい方
家賃交渉準備のポイント3選

まず家賃を交渉するためには相応の準備が必要です。
大きく3点あるので解説に移ります。
住んでいる物件の空き状況を確認
あなたは7階建て計35室のマンションにお住いとします。
住んでいる物件が35室すべて満室であるところを想像してください。

なんか交渉してきたけど、一部屋くらい空きが出ても大丈夫!
こう思われます。
なんなら「どうぞ出ていってください」と思われるかもしれません。
しかし15室くらい空きがあるとしたらどうでしょう。

また空室になるのはマズイ!少し家賃下げてでも継続して契約できるなら・・
これで勝ち確です!!
交渉前に物件の空き状況はきちんと確認しましょう。
住んでいる物件や周辺類似物件の家賃を調べる
家賃というものはその時の世の中の状況や、契約時期によっても左右されます。
自分が契約した時はひと月10万円だったのに、今は9万円ということもあり得ます。
(もちろん逆パターンもありますが・・)
そのため一番は賃貸物件のポータルサイトなどを利用して、自分が住んでいる物件の空室の家賃を調べましょう。
もし、自分は住んでいる物件が満室の場合は周辺の類似物件を調べます。
わかりますね?
3LDK15万円で住んでて、隣の1LDKが10万だから10万にしろと言っても突っぱねられますからね。
交渉は契約更新のタイミング
契約更新の1ヶ月〜2ヶ月前に貸主から「契約更新のお知らせ」のような文書が届きます。
よほど迷惑行為を行っていない限りは貸主もあなたを追い出したいとは思いません。
このお知らせが届くときが、確実に貸主に忘れられることなく交渉ができる時期になります。
いざ交渉!ポイント3選

ここまでお疲れ様です。
家賃交渉を行う準備ができました。
ではここから実際に家賃交渉を行う方法について解説します。
メールや手紙など形に残る方法で行う
直接不動産会社に出向いたり、電話でやり取りすると、難しい言葉で無理やり説得される可能性があります。
相手は不動産のプロです。
メール等を利用することで、交渉途中の記録が残ります。
また、難しい言葉を使われても、ゆっくり調べる時間が確保できます。
下げてほしい金額は具体的に伝える
事前にお住いの物件や周辺物件の家賃を調べたため、相場はご理解と思います。
その調べた相場の金額に沿って希望する家賃額を具体的に伝えましょう。
具体的に伝えないとどうなるか

家賃高いんで下げてください

ダメです
終わりです。
では具体的な数字を伝えるとどうなるか

私の隣の部屋が空室で入居募集をかけていたので家賃を確認しました。
すると私の現在の契約している家賃より5000円安いことがわかりました。
ですので、次回更新時は家賃を5000円下げていただきたいのですが。

(うげ、よく調べてるな)
検討させていただきます。
その他の条件もあるため、絶対に家賃が下がるとは言い切れませんがかなり交渉が優位に進められそうですね!
高圧的な態度はとらないこと!
家賃交渉とはこちら側(借主側)からのお願いに過ぎません。
迷惑なお客だと思われれば契約を切られかねません。
相手は機械ではなく人です。
相手の立場にも理解を示し、コミュニケーションを取りましょう。
考察:なぜ交渉に失敗したのか

さてここまで家賃交渉に関するノウハウをお伝えしました。

なぜあなたは家賃交渉に失敗したの?
この問題について自分自身を振り返るためにも、ポイントを3つにしぼり解説します。
近隣に同じ間取りの賃貸がなく比較ができなかった
私は中国地方の田舎で家族4人、3LDK家賃約65,000円の賃貸に住んできます。
ポータルサイト等を利用し、空いているお隣のお部屋へ同じ町内など近隣の同じ間取りの賃貸物件を検索したのですが
なんとありませんでした。
仕方がなくお隣の3DK家賃約55,000円の物件を比較対象に交渉したのですが、「比較の対象にならない」と厳しい意見をいただきました。

実際にいただいたメールがこちら(一部抜粋)
交渉が決裂した際に、引っ越すまでの覚悟がなかった
お隣の3DK物件は空いていたので、引っ越しをするというのも選択肢にはありました。
しかし、引っ越しに伴う金銭的な費用、役所関係の各種手続き、職場等への住所変更手続き、クレジットカード等の住所変更などなど
これらを考慮した場合に実際に引っ越すほどの覚悟はなく、交渉を押し切ることができませんでした。
交渉時期が直前過ぎた
先ほど「交渉時期は契約更新のタイミング」と書いておいてなんですが・・
交渉時期が契約更新直前となると、なかなか折り返しの連絡がつかないなどの際焦ってしまいます。
私個人の意見としましては、契約更新の半年前頃から周辺物件のリサーチを行い、交渉の余地ありと思えばその時点でメール等送付することをおすすめします。
もし折り返し連絡がつかなかった場合は、電話連絡を行い、「●月●日にメールを送付いたしましたので、確認のほどよろしくお願いいたします」とお伝えすれば十分です。
まとめ:交渉するだけならタダ

今回は家賃の交渉について解説しました。
長く同じ賃貸物件にお住いの場合経年劣化等もあり、家賃を下げてもらう口実はつけやすいです。
ですが、そこは人対人
相手の立場やインフレ等の社会情勢も考慮しつつ、相互に納得できる落としどころを見つけてみてはいかがでしょうか。
また交渉をすること自体は無料です。
交渉が決裂したとしても、今までと同じ家賃を払うだけなので損をするわけではありません。
試しに一度、交渉してみてはいかがでしょうか?
なお、書籍には交渉決裂した場合の、調停の申し立ての方法などまで経験談をベースに紹介されています。
興味のある方は是非一度お読みください
失業などで家賃の支払いが難しい方はこちらの記事も参考になります。
記事がいいなと思ったら、ご友人やSNS等で紹介していただいただけると幸いです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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