離職・減収したら申請を!住居確保給付金

働き方・制度

こんにちは、ワラベシンです。

働いていない時期でも請求されるもの、そうそれは家賃です。

収入減ったのに家賃払うとか無理ゲーでしかない・・・

再就職するまでの保障は何かないの?

こんな悩みに答えます。

結論
住居確保給付金を申請しよう!

私自身以前病院を退職後に無職となり、収入0を経験しました。

幸い預貯金はあったものの、それでも請求される家賃や社会保険料、住民税などには心を蝕まれました。

大手の会社でもリストラなどで職を失うニュースも散見されており、理学療法士や作業療法士だけの問題ではありません。

過去に解説した失業給付金の申請に加え、住居確保給付金の申請を行うことで、安心して再就職の活動が行えるようにしていきましょう!

本記事を読むことで以下のことがわかります。

・住居確保給付金って何?
・私は給付の対象になるの?
・どうやって申請するの?
・どのくらい給付されるの?

本記事は以下の方にオススメです。

・最近離職や廃業をした方
・離職や廃業並みに収入が減少した方
・再就職に向けて家賃の支払いに不安のある方

それでは解説に移ります。

住居確保給付金とは?

厚生労働省のHPを閲覧すると以下のように記載されています。

主たる生計維持者が離職・廃業後2年以内である場合、もしくは個人の責任・都合によらず給与等を得る機会が、離職・廃業と同程度まで減少している場合において、一定の要件を満たした場合、

市区町村ごとに定める額(※)を上限に実際の家賃額を原則3か月間(延長は2回まで最大9か月間)支給します

厚生労働省 生活支援特設ホームページ より

簡単に言うと

離職、休業等で減収した場合に家賃相当額が支給される制度です。

さらに該当する方は実際の家賃額を最大9ヶ月支給してもらえます!

どんな人が対象になるの?

対象要件を満たすのは簡単にまとめると以下の人です。

・離職、廃業後2年以内
・給与等を得る機会が離職、廃業と同程度まで減少している場合
・直近の月の世帯収入額が市町村の定める基準額+家賃の合計額を超えていないこと
・世帯の預貯金合計額が市町村の定める額(100万を超えない額)を超えないこと
・ハローワークへの求職申込、職業訓練等求職活動を行っていること

もっと要約すると

収入が減っていて、でも貯金もあんまりなくて、求職活動している人がもらえる可能性があります。

なお令和5年3月末日までに申請した場合、新型コロナウイルスの特例として職業訓練給付金との併給が可能です。

給付金はいくらくらいもらえるの?

支給額は各市町村や世帯人数によって異なります。

東京都特別区の場合

世帯人数1人2人3人
支給上限額(月額)53,700円64,000円69,800円

申請方法は?

厚労省生活支援特設ホームページより引用

全体の流れとしては上図の通りです。

申請者が行うべき手続きを2つ解説していきます。

必要書類を準備

申請書類は大きく4つです

・本人確認書類
・収入確認書類
・預貯金確認書類
・離職、減収等の確認書類

本人確認書類は免許証やマイナンバーカードなど

収入確認書類は給与明細など

預貯金確認書類は申請する方や同居親族の金融機関の通帳の写し

離職、減収等の確認書類は離職票、離職証明書、廃業届、勤務日数や勤務時間の減少が確認できるシフト表など

その他申請先により異なる場合があります。

ご自身のお住まいの地域の詳しい情報は後述の相談・申請先からお問い合わせください。

自立相談支援機関で相談・申請

住居確保給付金の相談・申請は各地域の自立相談支援機関で受け付けています。

厚生労働省の生活支援特設ホームページよりお住いの地域の自立生活支援機関を確認できます。

下記にリンクを張っておきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

厚生労働省生活支援特設ホームページはこちらから

申請したらいつから支給される?

愛知県豊田市のQ&Aによると【申請を受け付けてから、概ね2週間から1か月程度】と記載があります。

他の市町村ではまた違う可能性がありますので、上述の各市町村の相談窓口から各自確認を行ってください。

まとめ

住居確保給付金について解説しました。

制度概要としては離職や減収等で収入が減った場合、家賃相当額が支給される制度です

対象となるのはざっくり述べると
収入が減っていて、でも預貯金があまりなくて、ちゃんと求職活動をしている人です。

支給金額は自治体により異なりますが
東京都特別区、単身世帯の限度額は約50000となっています。

この給付金は申請から概ね2週間~1ヵ月頃をめどに給付されます(自治体により異なる可能性あり)。

給付金に関する相談や申請は厚生労働省の生活支援特設ホームページから可能です。
生活支援特設ホームページはこちらから

収入が減っている状態での生活はなかなか精神的にダメージがあります。

そんな中で請求される家賃・・恐ろしいです。

今回の住居確保給付金や失業給付金など、利用できる国の制度は漏らすことなく使い、お金の心配することなく求職活動をしたり、時には休みましょう!

記事がいいなと思ったら、ご友人やご家族などに紹介していただけると嬉しいです!

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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