こんにちは!ワラベシンです。
私は2020年8月~9月に無職を経験し、ハローワークを通じて今のデイサービスへと就職しました。
その間失業給付の申請を行い、再就職手当を受給することができました。
そして先日、無事一定期間の就業が認められたため、就業定着促進手当を受給することができました。

そんな手当初めて聞いた!
どのくらいの金額を受給できるの?

受給するための条件はあるの?
こんな疑問に答えます。
再就職後6か月以上勤務し、かつ再就職前に比べ収入が下がった場合受給できる可能性あり
本記事を読むことでこんなことがわかります。
・受給額はいくらくらい?
・受給条件は?
・必要書類は?
では解説していきます!
就業促進定着手当ってなに?

就業促進定着手当については厚生労働省より以下のように記載されています。
就業促進定着手当は、再就職手当の支給を受けた人が、引き続きその再就職先に6か月以上雇用され、かつ再就職先で6か月の間に支払われた賃金の1日分の額が雇用保険の給付を受ける離職前の賃金の1日分の額(賃金日額)に比べて低下している場合、就業促進定着手当の給付を受けることが出来ます。
厚生労働省ホームページより
まぁー長い
要約すると
という制度です。
受給額は就職前後の賃金日額の差額できまる

手当の受給額については以下のように記載されています。
(離職前の賃金日額-再就職手当の支給を受けた再就職の日から6か月間に支払われた賃金額の1日分の額)×再就職の日から6か月間内における賃金の支払いの基礎となった日数(通常月給制の場合は暦日数、日給月給制の場合はその基礎となる日数、日給制や時給制の場合は労働の日数)となります。
厚生労働省ホームページより
やっぱ長い
こちらも要約すると
×
(大体)労働日数
なお賃金日額とは
原則として退職前6ヶ月の給与(賞与などは含まれない)の合計を180で割った金額です。
また離職前賃金日額は、下記に出てくる雇用保険受給資格者証に記載されています。
日数に関しては
月給制の場合は歴日数(休日や休暇も含めたカレンダー上の日数)のため金額が多くなる傾向です。
上限額が決まっている
受給額については残念ながら上限額が設けられています。
上限額は以下のようになっています。
※1
基本手当日額は厚生労働省により上限が決められています。
2021年6月現在は6,195円(60歳以上65歳未満は5,013円)となります。
(毎年8月1日以降に変更されることがあります。)
※2
再就職手当の給付を受ける前の支給残日数です。
受給額については失業給付の制度が関わってくるので、よろしければ過去記事もどうぞ
必要書類4つは早めに事業主に申請しよう

就業促進定着手当を受給するにあたり、必要書類は下記のとおりです。
就業促進定着手当支給申請書
再就職手当の受給が決まった際、同封される書類です。
本人記載欄と事業主記載欄があります。
なお、事業主は地方の支社にお勤めの方の場合、本社に提出する必要がある場合があります。
まずは所属する部署長に早めに相談して記入を受けましょう!
雇用保険受給資格者証
こちらも同封書類です。
再就職手当までの申請が済んでいる方にとっては見慣れた書類でしょうか。
こちらの書類に離職前の賃金日額が記載されているので、金額計算の際ご利用ください。
賃金台帳の写しまたは給与明細の写し
月初めに入職された方であれば給与明細でもよいかもしれませんが、おすすめは賃金台帳です。
例えば4月15日に入職した場合基準日が10月14日となります。
しかし、給与明細は基本的にその月単位で交付されるため、10月15日以降の給与も明細に反映されてしまいます。
そのため、賃金台帳の写しを事業から交付を受けることをおススメします。
出勤簿の写し
こちらは言うまでもなく、事業主に交付を受けましょう。
一従業員が出勤簿を確認することはなかなかありません。
事業主に任せられることは任せた方が確実です。
すべての書類が揃ったらハローワークに提出
お知らせの通知を発行した管轄のハローワークに提出しましょう。
なお、代理人による提出および郵送による提出も可能です。
ハローワークを仲介しないと受給できない

一つ注意点があります。
それは、この手当の受給にはハローワークの紹介で再就職することが前提となります。
そのため、外部の転職サイトやエージェントを利用して再就職をした場合は、再就職手当や就業促進定着手当を受給することはできませんので、ご注意ください。
公表:結局私はいくらもらったのか

さて長々と支給額等について解説しましたが

結局どのくらいもらえるものなの?
こう思われる方も多いでしょう!
そこで私の受給金額を大まかに公表します。
多いと思うか少ないと思うかは人によると思われますが、私にとってはボーナス月にもらえたとあって、軽いボーナス気分でした。
まとめ:もらえるお金はもらいましょう

就業促進定着手当は雇用保険を利用したまっとうなサービスです。
失業給付を含め、もし職を失っても手当を受けることができるとわかれば、少しばかり気持ちに余裕ができるのではないでしょうか?
お金がすべて解決するわけではないですが、お金がないと解決できないことも多いです。
国の制度を上手に利用しつつ、自分の人生を謳歌しましょう!
記事が良いなと思ったら、友人やSNS等で紹介していただけると嬉しいです!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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