企業型確定拠出年金(企業型DC)から個人型確定拠出年金(iDeCo)に移換する方法【書類提出編】

働き方・制度

おはようございます、ワラベシンです。

前回の記事でiDeCoへの移換のため、口座を開設し、資料を請求するという流れまでを解説しました。

前回の記事はこちら

今回は

資料が届いたけど記載方法がわからない

商品の選択?何を選べばいいの?

このような疑問に答えていきます。

書類の記載は順を追って行けばどなたでも可能です。

焦らず手元の資料を見ながら記載していきましょう。

商品(ファンド)の選択はいろいろあってわからない方も多いと思います。

未来は誰にもわからないので、「これが一番」というものは紹介できません。

ですが、「この辺りを選択すればリスクは下がるかな」というものを紹介します。

【ベスト】ではないですが【ベター】なファンドと思ってください。

結論全米株式か全世界株式であればどちらでもよいです。

本記事を読むことで、楽天証券でのiDeCo開設のための書類作成の流れと【ベターな】ファンドの選択肢がわかります。

※前回の記事でも書いていますが、この記事は【楽天証券でのiDeCo開設】を前提に記載しています。

その他の証券会社での口座開設であれば、参考にならないかと思いますのでご了承ください。

前提としてのおわび

今回も画像を多めに資料提出までの流れを解説しますが、前提として私が提出した(=請求した)資料は【第1号被保険者用】の書類です。

そのため第2号被保険者や第3号被保険者の方とは写真の記入例とは異なるところがあります。

記載の際はくれぐれも間違えがないよう、ご自身でも確認をよろしくお願いします。

提出書類の作成手順

届いた書類の中身を確認

まず、資料請求がきちんとできれば、楽天証券から【個人型確定拠出年金用書類在中】と書かれた書類が届きます。

開封して中身を確認しましょう。

こちらの案内資料に記載されている、【返送書類リスト】を確認します。

該当する書類が同封されていないようであれば、お問い合わせに電話しましょう。

申し込みの流れと提出書類についての注意事項を読む

上記の【個人型確定拠出年金に係る書類送付のご案内】は冊子となっています。

冊子をめくると【お申込みまでの流れ】と【ご提出いただく書類について】というページがあります。

こちらがお申込みまでの流れ

会社員の方や公務員の方は、勤務先に証明書の作成を依頼する必要があるので、早めに依頼しましょう。

こちらがご提出いただく書類について

被保険者の区分によって、申し込みの流れや提出書類の記載場所が変わります。

自分が何号被保険者なのかを再度確認しましょう。

書類の記入を行う

基本的に提出書類については記入例があります。

太枠内や【該当する第○号被保険者の方はご記入ください】という項目を忘れず記入しましょう。

※私は第1号被保険者のため、こちらの記入例を参考に記入しました

また、前回の記事に書いた通り、資料請求時点で掛金の配分を行わなかった方も、この時点で配分指定書の記入が必要になります。

付属されている記入例です

全ての書類の記入が終わったら、同封の返信用封筒に入れてポストに投函したら終了です。

どの商品(ファンド)を選ぶべきか

これまでの移換資産の配分指定や掛金設定を行うにあたり、商品(ファンド)の選択が必要です。

商品は送付された書類の中に同封されている下の資料から選択します。

iDeCoについての解説や商品の紹介がされている

株式100%であれば楽天VTIか楽天VT

いろいろな商品がありますが、

楽天全米株式インデックスファンド(楽天VTI)
楽天全世界株式インデックスファンド(楽天VT)

この2つがおススメになります。

米国は多少の値下がりはあっても経済が成長し続けている国です。

この度の新型コロナウイルスにより一時株価が落ちましたが、それでももし直しました。

アメリカ・・やっぱり強い。

米国がいつまで成長するかなんかわからないじゃない?

このような方には楽天VTをおススメします。

楽天VTその名の通り、新興国を含む世界全体を買う商品です。

また中型株や小型株も網羅されており、リスクの分散が可能です。

全世界株ですが、中身は半分以上米国となってます。やはり米国強い・・。

債権も入れたい方は楽天インデックスバランスがオススメ

iDeCoはそもそも【老後資金の準備】として使う方が多いです。

60歳になる直前で暴落したらどうするの?

このような方は債券も組み入れることをおススメします。

商品としては楽天インデックスバランスがオススメです。

世界の債券と株式に分散投資をしています。株式の暴落リスクを回避するにはもってこいです。

しかし、比率が債券:85%、株式:15%とかなり債券によっています。

その他の制度(例えば積み立てNISA)や保有資産とのバランスを考慮して、必要であれば選択するといった具合です。

詳しくは下記の動画もご覧いただき、最後はご自身で判断をお願いします。

※若干紹介している商品が違いますが・・。

両学長にはいつもお世話になってます。

まとめ

書類に不備がなければ1か月~2か月ほどで口座が開設されます。

他にやるべきことがあればそちらを優先しましょう。

また、iDeCoはただの制度、言ってしまえば箱のようなものです。

箱のそのものより中身の商品が重要です。

自分のリスク許容度を洗い出して、じっくり考えて選択してください。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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